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今年、最後に入庫頂いたのは車検整備のZ1100Rです。。

その前も、マフラー交換のKZ1100Rでしたから、2台の1100Rで締めくくりです。

自走でお越しいただきましたが、アイドリングはなんとかするものの、バラついたエンジン音で、3番に火が入っていない模様です。


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3番スロージェットにつまりがありました。

前回新品に交換しておりますので、今回は清掃で対処しました。


車検整備に追加でご用命頂いたのは、フロント回りからのビビり音対策です。

陸運事務所で少し走らせただけで、メーターから大きなビビり音が確認できました。

メーターを分解していくと、

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メーターのインナーケースに裏のカバーを取り付けるための土台が折れてしまっています。

この為に、裏のカバーが固定されずに、ビビり音が出ていた模様。

このメーターでは、よくある事例です。

一見程度の良さそうなメーターでも、ここに不具合がある事は多いです。

この部品は販売終了ですので、なんとか直して使用しましょう。

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土台部分はカバーの固定に必要ですので、裏から長めのビスで固定し、カバーはナットで固定する方法にします。DSC00661

袋ナットでビスの存在を隠しておきました。

カウルが付くとスクリーンで、ほとんど気が付かないと思いますが、作業者には見えてしまうんで・・・。

ヘッドライトケースもきれいにしておきます。

これで、カバーをきっちりと固定でき、ビビり音は完全に消す事が出来ました。

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こちらの1100Rは、KRタイプのマフラーを装着して頂いております。。

機械曲げのエキパイは、フランジ部分のスプリングが長いので、初期モデルです。

なんとか、年内に完成しました。