GPZ1100のエンジンに換装された900Rです。
タンクとサイドカバーのすき間が大きいですが・・・
キャブとピンゲルのコックがガッツリと当たっていますので・・・
後ろを持ち上げているという事です。
コックはオフセットプレートで最大限移動させておりますので、これ以上はコックの位置を変更するしか方法は有りません。
タンクの取り付け部分を切り取って移動させるのは手間が掛かりますし、錆で鉄板も傷んでいる様ですので
切り取るのはやめて上から溶接できる構成とします。
22㎜のタンクバングを穴を空けて溶接し、既存の穴は鉄板を張り付けました。
ピンゲルのコックのサイズも1/4から、適正サイズの3/8に変更しました。
溶接部の漏れ確認は水では錆が発生しますので、錆取り剤を入れておいた所錆が取れてピンホールが空きました。
鉄板が薄くなっておりましたので、溶接でもりもりに盛っておきました。
僅かにタンクとキャブが当たる所は叩いてへこましております。
それでもギリギリのクリアランスでしたので、5mmのカラーで少し浮かせておいた方が良さそうですが
ここにカラーを入れるのが面倒ですので
スタッドを立てて
ナット止めとしました。
タンクとサイドカバーのすき間はこうなりました。
サイドカバーのグロメットにカラーが入っていないので入れておきます。
水温計が動かないのはスイッチの不良でしたので交換。
キャブはスローが濃いのでA/Sで調整しておきました。
完成です。