
スターターを交換して一旦完成となりましたが、追加でステムを交換する事になりました。



フロント廻りを分解していくと色々と気になる点が出てきます。

ホイールが付いた状態ではスムーズに動いていましたが、アンダーステムだけにするとゴリゴリしますので
ベアリングの交換時期だった様でいいタイミングでした。
走行中に異変を感じる様なら、それは相当悪い状態です。

レースはこんな状態でした。
とりあえずこのまま仮組みします。
使用するのはMK2では定番のザッパーステムです。
フォークのオフセットが60㎜から50㎜となる事で、フォークとタンクが干渉する場合が有りますのでまずはその確認です。

ギリギリですが、ここはストッパーを加工してもう少し余裕を持たせましょう。
ノーマルに戻すという可能性も有りますので、加工はステム側に行ないます。
フレーム側に加工すると、ノーマルに戻した時にハンドルロックが効かなくなってしまいますから。

2㎜の鉄板を溶接しています。

これだけ余裕が出来れば問題無いでしょう。

トップブリッジと一緒にサンドブラストした後、アンダーステムは8分ツヤ、トップブリッジは6分ツヤを目指して
ペイントします。

フレームにレースを抜く切り欠きが無いので鉄板片を溶接して、レースが傾かない様に慎重に叩いて取りだしました。
つづく