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鋳鉄ローターが装着されているGPz750Fでしたが、インナーローターのフローティングピン部分のガタが大きくなってきました。

2回分のピンホールが有りますが、今回で2度目となりますのでインナーローターは交換しないといけません。

アウターローターにも痛みが見られますので、ローターAssyでの交換する事になりました。

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選択したのはサンスターのプレミアムレーシングです。

ソードホイール用の設定は有りませんので、刀用のインナーを加工して装着しました。

ローター単体の重量も軽いですし、これまでノーマルディスク対応のディスクキャリヤを使用するタイプでしたので、純正ローターボルト7本とM8ロックナット7個が必要無くなり、バネ下重量の低減、ジャイロ効果の低減が見込まれます。

次はスプロケットとチェーンを520サイズへコンバートします。

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520のスプロケットはZ1用を用意しましたが、チェーンラインの見直しでさらに1㎜外に出さないといけないというのに、すでにスプラインとスプロケの厚みが同じでロックワッシャが入れれないという問題が出ました。

しかし、このスプロケットは裏にすると2㎜オフセットされるという優れ物ですので、アウトプットシャフトのカラーを-1㎜とすればチェーンラインも出ますし、スプラインにロックワッシャも入れる事が可能となって良い具合となるのではないでしょうか。

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GPz750F用はすでに欠品となっておりましたので、他車種の部品を流用して加工します。

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これで、ばっちりです。

専用ホイールを使用している訳では有りませんので、これくらいの手間は仕方が無いでしょう。

ちなみにアウトプットシャフトのカラーはGPz750Fの場合圧入されていますので、トランスミッションカバーを外しての作業となりますので、オイルシール等もついいでに交換しておきました。

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車検時に発覚したフロントマスターの不具合もO/Hして、リペアキットを交換しております。

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完成しました。

タイヤは2セット目のロードアタック2CRです。