
クランクシャフトと腰上が全てGPz1100となっているZ1-Rエンジンは、クランクケース上面が
ハイボチェーン用のスライダーが取り付けられる様に加工されております。
20年前に組まれたエンジンという事で、詳細が分かりませんので、少しエンジンの検証をしておきます。

上死点でピストンの位置が低い様に感じます。

外したピストンにトップリングを組み付けてシリンダーと組み付けます。

ピストントップの容積を測定します。
燃焼室の容積都ガスケットの厚みを測定し、圧縮比を算出すると8.9:1となりました。
やはり少しピストンが低い様ですね。

新品のヘッドだったそうですが、バルブガイドとの間からオイルリークしているかもしれません。
J系ヘッドは新品でもたまに有りますね。
つづく