４００ｃｃのネイキッドの足回りで前後17インチとされた車両でしたが、今回エンジン、キャブ、マフラー、シート以外は全てに手を入れ、ようやく継続検査を通して試運転を行う事ができました。
タンクは試運転用に交換前の物で
キャンディーレッドとブラックの火の玉パターンのタンクがスタンバイしております。
戻って各部の増し締めと、気になったペダルの高さを調整して、タンクを乗せ換えれば完成です。
2016年05月
エンジン不調という事で初めてご入庫頂いたＫＺ1000ＬＴＤです。
データの無い場合は、まず各部のチェックからはじめます。
圧縮圧力に
バルブクリアランスとバルブタイミングの測定です。
カムチェーンの組み間違いは有りませんでしたが、バルブタイミングは大きく遅れておりましたのでカムスプロケットを交換して調整しました。
これぐらいカムを進めています。
次はキャブレターです。
加速ポンプ付の純正キャブレターはあちこちからガソリンが滲んでいる状態です。
純正に拘るならＯ/Ｈしてインナーキットを交換し、何度か調整を行えば調子を取り戻す事も可能な場合も有りますが、費用もそれなりに掛かりますし絶対に直るとは言えません。
それならば・・・
ＣＲキャブレターに交換する事になりました。
新品のキャブレターですが、分解してバリ等が無いか点検し、ボディー内部の磨きと各部のセットを変更して組み付けます。
折れた痕の有るスロットルワイヤーも交換します。
「ＳＴＤのクリーナーＢＯＸを使用したい・・・」という事でしたので色々検討した結果、付属のエアファンネルとダクトを加工してドッキングさせました。
初めての試みでしたが中々いいんじゃ無いですか？キャブの脱着は少し面倒になりましたが・・・。
フューエルコックがキャブレターに干渉してしまいますので
ピンゲルの1本出しに変更しました。
ギャップ調整が行われていなかったプラグは、ギャップを1.2㎜したレジスター入りのＢＲ8ＥＳに交換、試運転して調整を行っていきます。
エンジン、キャブ、マフラー、オイルクーラーにシート以外は全て変更した17インチ仕様のＺ1です。
フレームに大きなダメージが発見された事で、加修と修整に時間が掛かりましたが、ようやく完成間近となりました。
しかし、どうにもエンジンの調子が良く有りませんので・・・
バルブタイミングとクリアランスを点検します。
本日の差し入れは
沖縄のお土産です。
そしてこちらは、 鳥取のお土産です。
今日で、 ゴールデンウィークも終わりですね～。 お疲れ様でした。
たくさんのお土産ありがとうございます～！
仕事の遅れを取り戻すべく、Ｇ/Ｗも通常通り営業しています。
Ｚ2はエンジンが完成しましたので、キャブレターをＯ/Ｈしてから組み付けます。
５万キロは走っていると思われるＣＲキャブはかなりの汚れ具合で、スロットルバルブの動きが非常に悪い状態でしたので、ボディ内部も磨きとスプリングのセットを変更してスロットルの動きを軽くしておきました。
そして、電気廻りや周辺部品を取り付けて・・・
本日、ようやく１度目の試運転に出る事が出来ました。
明日はオイル漏れのチェックと増し締めを行ってから、また試運転を行う予定です。
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