
カムカバーからのオイル漏れ修理の際に、バルブクリアランスとバルブタイミングを測定します。

このZ2はO/H歴が有り、インナーシムに変更されていますので、どちらの調整でもカムを外す必要が有ります。

タペットが激しく傷んでます。

これでは、クリアランスが広くても当然です。

よく見るとリテーナーにも異常が有ります。

社外品が使用されている様ですが、チタン製かな?
チタン製のリテーナーは軽量ですが耐久性は有りませんので、ストリートには不向きと言えます。
これを交換するにはヘッドを降ろす必要が有りますので、カーボンを落として、バルブ、バルブガイド、バルブシートの確認、いわゆるヘッドO/Hを行います。
作業スペースの問題で、あれから1か月以上経ってしまいましたが、ようやくヘッドを降ろしました。

お待たせして申し訳ありません。