バルブタイミングの調整が終わりましたので、次の作業です。

メインハーネスから直接取り付けられているIGコイルのハーネスは整備性が悪いので、

2Pのカプラーで脱着を容易にしておきました。
次は、キャブレターです。
油面を調整、ジェット類を確認して、スピゴットを外します。

スピゴットのOリングが伸びておりましたので、交換です。

キャブボディーとスピゴットが焼き付いて外れなくなるのを防止する為には、スピゴットのネジにはスレッドコンパウンドを塗布しておいた方がいいでしょう。


フロントカウルの位置を調整して

サイレンサーをラバーマウントとする為に、サイレンサーステーを作り直しました。
ステー側にM8の皿ボルトを溶接して

サイレンサー側にH型マウントラバーを装着

こんな感じ

ノーマルステッププレートとスイングアームの、クリアランスが少なく工具が入れにくいのでサイレンサーステー上側にはM10のナットを付けました。
試運転の結果、J/N、M/J の変更、スパークアドバンサを加工して、最大進角を少し遅らせました。
これで、ひとまず作業は終了です。
あとは、オーナーの乗り方に合わせての調整です。