BL FACTORYのブログ

BL FACTORYのブログです。ここでは、広告等ではお伝えしにくい日々のニュースや、僕の感じた事なんかをお伝えできればと思います。その他、ツーリング等のイベント情報や告知、ホームページでお伝えしておりましたレースの活動報告なんかも、これからはこのブログで紹介して行きたいと思います。 ホームページも御覧下さい。http://www.bl-factory.com

ん?

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レストア依頼のZ1-Rには、フレーム補強に少しだけレイダウンさせ、モリワキの角鉄スイングアームを取り付ける予定です。デザイン的に3,5インチホイール用はN,Gなので、4,5インチホイール用をチョイスしました。ただしノーマルのブレーキペダルピボットの加工とホイールカラーの製作は必要です。
でも、「これって、ここの寸法がこれでは、まずいやろ!」と気になる箇所が有り、モリワキエンジニアリングに連絡を取る。
「ここの、寸法がこれでは問題が有る様に思いますが、これは設計の寸法通りに作られていますか?それともこの寸法で設計されたんですか?」
「これは、モリワキモンスターのフレームに取り付けていたデータを元に、製作していますので、そのように必要に応じて加工していただく必要が有ります。」
私の話がなかなか伝わらないと言う事は、今まで同じ様なクレームが無いと思われる。この製品あるいはこのロット分だけに、不具合があるのだろうか。
「フレームの加工が必要になる事は、理解していますが、この寸法では無理じゃ無いですか?」
おかしいと思われる寸法を提示し、説明する。
「なるほど、それではデータ通りに作られていない恐れが有りますので、商品を検証しますので送り返してください。」
これをお読みの方、何がなんだか訳がわからないでしょうね。結果が分かり次第、報告しますのでそれまでは、画像で想像しておいてください。

EXスタッド折れ

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車検でお預かりしたZ1。走行中にマフラーのスタッドが折れたそうです。フランジのナット部分で折れていた為、2cm程の掴みしろが有りました。そこで、1晩ラスペネをかけておいてからの作業としました。トーチで暖めた後、バイスプライヤーで掴んで回しますが、緩む気配は有りません。「ぐい、ぐい」「こりゃ、折れるな。」「ぐい!」「ばき!」「ほーら、やっぱり。」 予想的中ですが、うれしいはずは無く、次の作業段取りを考えます。古い車両はボルト折れなどよくある事ですので慣れっこですが、慎重に作業をする必要があります。エンジンをお降ろすだけなら、まだ良しとして、下手すると、ばらしたりしないダメな時もありますからね。とりあえず、ドリルのエクステンションなら、スペース的にO.Kの様です。センターを慎重に出し、2mmのドリルで穴を空けます。センターからずれない様、低いスピードで、穴を掘ります。おお、見事にど真ん中に空きました。3mm,4mm,4.5mm,4.8mmと次第にドリルの刃を換え、タップでさらうと折れ込んだボルトが上手く取れました。あ~、やれやれ。

テストベッド

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1998年からサーキットを走りはじめて、いろんな試行錯誤を繰り返して、現在この仕様です。所属するライダーの車両の為の先攻開発と自社製品のテストを一番の目的としています。実戦は耐久レースのみで、他のライダーを乗せて方向性を感じてもらったり、指摘してもらう為参戦していました。
エンジンの搭載位置を変更したり、スイングアーム長さなんか、色々試しましたがこの仕様で落ち着いています。ストリートにもフィードバック出来る様、特別なパーツや高価なパーツは使用していません。自分のライデイングでのベストが、1分47秒00。やっぱり、マシンより乗り手か...。
今年は、もう少しタイムアップ出来る様に走り込むとしよう。
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