BL FACTORYのブログ

BL FACTORYのブログです。ここでは、広告等ではお伝えしにくい日々のニュースや、僕の感じた事なんかをお伝えできればと思います。その他、ツーリング等のイベント情報や告知、ホームページでお伝えしておりましたレースの活動報告なんかも、これからはこのブログで紹介して行きたいと思います。 ホームページも御覧下さい。http://www.bl-factory.com

イベント第一段

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今年は暖冬ですね。でもバイクに乗るとなるとそれなりの装備は必要です。

そんな、装備をして来て頂いてモチュールオイルを交換して頂いたお客さま先着10名様にモチュールTシャツプレゼントです。

半そでですので、年中着られます。この機会にぜGETしてください。

週末は、ぜんざいを用意する予定です。いや~甘いもんに目がないお客さまが多いんですよね。

と言う事で、週末はぜんざいを食べながら、オイル交換してTシャツGET、つーことで、どうすか?

フロントフォーク

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フロントフォークのオイル漏れで、刀のファイナルエディションが入庫しました。以前にもO/Hした事があるそうで、オイルを抜いてみると片方のオイルだけが真っ黒に汚れています。
 
ブーツを外してみるとシールのリップ部分のスプリングに損傷がある。シールを入れるときに専用工具を使用しなかったのか、使い方が悪いのか。

組み付けた人は、気付いているはずです。ブーツで隠れるからそのままにしたんでしょう。

そんな仕事をする人ですから、もちろんフォークシリンダのセンター出しがされていない為、フォークシリンダとインナーチューブ内側がこすれたり、インナーチューブとアウターが変な当たり方になり、
異常に汚れてしまうんです。

マニュアル通りの組み立て方だけではダメなんです。シリンダのセンターは出ない事の方が多いんです。
シリンダのセンター出しは、組み付け時の重要課題の1つだと思いますね。
フォークの動きに、かなり影響が有りますから、バネレートや油面の変更はそれが出来ていないと意味がないですね。

特にインナーにスライドメタルを持たないZ1やMK2なんかは、ひどくセンターがずれているとブレーキを掛けた時しかストロークしない、全く動かないフォークになってしまう事があります。

しかもこの刀は、アクスルホルダのスタッドも曲がってます。これでは微妙にアクスルもセンターが出ず、ホイルは真っ直ぐ取り付けされないわけです。

工業製品ですから、出荷時にはもちろんばらつきがあります。ですから、せめて分解した所は、正しく組み付ける事が必要だと思います。

Z1-Rネタが続きますが

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Z1-Rは、ハンドリング、高速安定性どちらも問題のある車体と言われています。18インチにサイズダウンされたフロントホイールに、ファイバー製のやたら重たいカウル、それをマウントするごついライトステーに低くセットされたハンドルバーでは、カフェレーサーとしてのスタイルは抜群ですが、やたらフロントヘビーのバイクになってしまいました。
このZ1-Rのオーナーとは、10年以上の付き合いですが、当初はやはり峠、高速とも走りに納得できず、モデファイの相談を受けました。もちろん、ステムベアリングとフォーク、スイングアームピボットは、オーバーホールを済ませていました。70'SのAMAフェチの彼は大幅なモデファイを好まず、あくまでノーマルのスタイルを崩さないのが条件でした。
まず、定番のZ650のステムの移植。オフセットを60mmから50mmにする事で、トレールを増やすことで直安の確保を狙う。ついでにアンダーステムの裏側に鉄板で補強をいれて剛性を上げよう。
「どう?」
「少し、ましになってます。」
「その程度?、じゃあ、カウルを外品のFRP製とかにしてみる? それで、少しはフロントを軽くできる
 けど。」
「純正がいいです。」
「じゃあ、スイングアームをショートにして、フロントの重量配分を減らそう。」

Z1-Rのスイングアームは、あまり知られていないが他のZより、5mm程長い物に変更されている。スプロケットとチェーンに変更は無いのでホイールベースは変わらない。
そこで、KZ1000MK2のアームに交換する事し、530にサイズダウンしたチェーンを出来るだけチェーンスライダの前の方にセット出来る様スプロケットをチョイスした。
これで、多少伸びのあったチェーンの交換前から、15mm程短縮することが出来た。
フロント、リヤのサスのイニシャル設定等で、かなり満足できる性能となったが、最終はモリワキカヤバのフォークに交換する事で完全に満足できる性能となった。
少しフォークを長めにセットする事で、高速ではトレールの確保、峠では、重心が上がった事とリヤの加重が増えた事でZらしい軽快な乗り味が味わえる。何が何でも、太いフォークに後ろ上がりの姿勢にしたがる人が多いですが、スーパースポーツの数値が全てではないです。
こんなのも、十分あり、だと思います。オーナーのこだわりと個性に合わせ、セットアップした、Z1-Rです。
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