お待たせしております、ようやく部品が全てそろいましたので、そろそろ完成です。
他店である程度カスタムされた車両でしたが、前後ブレーキ廻りのパーツチョイスに少し問題が有りましたので、
フロントフォークをナイトロンに交換する際に、ブレーキシステム一新する事になりました。

ベルリンガーでそろえられたブレーキシステムでしたが、

問題は6POTキャリパーに組み合わされた14φのマスターです。
レバーでコントロールする幅がほとんど無く、ON/OFFスイッチのようなブレーキで、少しレバーを引くだけで
6POTキャリパーの強烈な制動力が立ち上がるという、フロントロックによる転倒を起こしそうなシステムでした。

リヤキャリパーもベルリンガー
小さいピストンのキャリパーにノーマルの5/8マスターの組み合わせで、タッチはカチカチ、』坂道で停止しておくのも出来ないくらいに効きません。

おまけに240mmディスクに、250mmディスク用のキャリパーサポートを組み合わせている為、パッドの当たり面を削ってありましたので、なおさら効かない訳です。
マスターのサイズを変更する事で、対処する事も可能でしたが、ブレーキマスターからのオイル漏れもあり、ベルリンガーに不振を抱いたオーナーの希望で、ブレンボに変更する事になりました。

セパハンから、パイプハンドルに変更して、ブレーキ、クラッチ共にマスター交換

クラッチマスターのサイズも14φが使われており、操作は軽くなりますが、少し切れが悪いです。
ブレーキマスターは19φ、クラッチマスターは17φに変更しました。

サンスターのプレミアムディスクにブレンボ4POT

リヤは240φから

GPZ900R用の250φに交換

仕上げの悪い加工がされていたサポートも交換

サポートのカラーもシルバーから、ブラックへ


サポートに合わせてトルクロッドもブラックへ。
リヤマスターは5/8から1/2へ変更しています。

ブルーのアルマイト部品が多く使われて派手な感じですねしたが、フォークをブラックにしたことで、他の部品も
ブラックを選んでかなり印象は変わりました。
色はお好みで選べばいいと思いますが、サイズは適切な物を選んでください。
念の為に付け加えますが、ベルリンガーの製品自体には、何の問題はありませんので。