現在お預かりしているZ1-Rは、2Fでエンジンの腰上O/Hを行っている1型に、ビックタンク付きの1型と
2型の入庫で合計3台になりました。
2型の足廻りの作業開始です。
リヤマスターのオイル漏れです。
清掃すると、マスターシリンダー本体に激しい虫食いが見られますので交換となりますが、
「どうせなら・・・」と、マスター付きのバックステップに交換する事となりました。
次はスイングアームピボットの点検です。
ピボットベアリング、スリーブ共に問題有りませんでした。
しかし、リヤマスターから漏れたブレーキフルードがスイングアームに垂れてしまって・・・
塗装が傷んでおりました。
ほとんどが裏側ですので、今回は筆塗りで対応します。
次はフロントフォークです。
両方のインナーチューブに深い傷が有ります。
曲がりは無くシールの修道部では有りませんし、ライトステーで隠れてしまいますので、このままでも問題ないでしょう。
全くダンパーが効いて無い状態でしたので、スプリングの交換に合わせてフォークシリンダを加工します。
これまでのデータを基に、オリフィス径を変更しました。
つづく