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2列目6番グリッドからのスタートとなりましたので、作戦を練りました。
 
前列の3番グリッドのアゲインレーシングクラブさんのZ1は、新作の乾式クラッチが装備されており、「もしかしたら、スタートにはシビアなクラッチワークが必要なんじゃないか・・・。」と考えまして、スタートを決めて3位までに1コーナーに入るという事です。
 
昨年に続いて、予選でも出たクラッチのトラブルにも対策をして、決勝に臨みます。
 
レッドシグナルが消灯し、全車スタート。
 
作戦通り、目黒は前列のZ1田中選手をかわして、M-NK1マスターズのGS1200SS 谷選手に続いて2位で1コーナーに入ります。
 
3位Z1田中選手、4位KZ1000LTD 中沢選手、5位に優勝候補MK2の加藤選手の順位で1周目が終了。
 
目黒は2周目に1分45秒3を記録し、3位以降を引き離したかと思われましたが、
それ以上はペースを上げる事が出来ません。
 
4周目まで目黒が2位を走行するも、着実に順位を上げて来た加藤選手がついに3位まで浮上。
 
5周目のダブルヘアピン2つ目の進入で目黒のインを差し、加藤選手が2位、モンスタークラストップとなります。
 
ヘアピンでスピードを落としてしまった目黒は、次のマイクナイトコーナーの進入のラインを外し、最終コーナーの立ち上がりでは縁石に乗り上げ、加速を鈍らせ加藤選手との差を広げてしまします。
 
6周目、加藤選手との差は縮まる事無く、逆に田中選手が背後に迫ります。
 
6周目の最終コーナー、2位の加藤選手が、このまま逃げ切るかと思われた時、惜しくも転倒リタイヤという結果となりました。
 
7週目、1コーナーの進入で田中選手が目黒をインから抜き2位へ浮上します。
 
目黒も裏ストレートエンドのブレーキングで抜き返すも、リボルバーコーナーの立ち上がりでまたもや縁石に乗り加速が鈍った所を田中選手に抜き返され、そのままゴールとなりました。
 
総合で3位、NKモンスタークラスでは2位となりました。
 
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NKモンスタートップ アゲインレーシングクラブ Z1
 
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3位 NK-RACING KZ1000LTD
 
4周目ぐらいから、目黒のマシンにはまたもやクラッチトラブルが発生し、クラッチが切れなくなっていたのが原因で、ペースが上がらなかった用です。
 
昨年にも出たトラブルを、完全に解決して置かなかったのは私の責任ですね、申し訳無い・・・。
 
目黒は何とかクラス優勝を目指していた様ですが、優勝したZ1は17インチでFCRを装着した、本当はクラス違いのマシンで、何かの手違いでNKモンスタークラスで走ってしまったそうです。
 
「本当なら、モンスタークラスとしては優勝ですよね?」 と言って頂きましたが、
目黒もバトルが出来て面白かったようですし、まあ、いいんじゃないでしょうか。
 
18インチ、CRキャブというモンスタークラスでは、トップでしたので良しとしましょう。
 
それでも、加藤選手の出した1分44秒149という驚異的なタイムには驚きました。
 
向上心と努力の賜物なんでしょうね。
 
彼が、「目標は43秒ですよ・・・。」なんて言うもんですから、ほっぺをつねってやったんですが・・・出そうですね・・・本当に・・・。
 
目黒も18インチにして2戦目ですが、昨年より1秒以上のタイムアップしましたし、
まだまだ行けそうです。
 
やっぱり、レースは楽しいので勝つ事より、これからも長く続けて行きたいですね。
 
今回も、応援ありがとうございました。
 
決勝中の車載カメラの映像も有りますので、用意ができましたらアップいたします。
 
お楽しみに。