イメージ 1

車検で入庫頂いた9Rは、エンジンのフィーリングがどうも悪いとの事ですので
エアーエレメント、プラグ、キャブという順番で点検して行きます。

まずは、エアーエレメントから。

イメージ 2

カスカスで、触るとボロボロになりました。

スパークプラグと一緒に交換です。

キャブレターは、バキュームピストンの動きが変な事に気付きました。

手で押し上げる際には「シュゴッ!」という音とある程度の抵抗が有り、手を離しても勢いよく戻る事は無いのが正常なんですが、これは抵抗無く上がり、勢いよく戻るという、ダイヤフラムが機能していない様子です。

ピストンを外してみると・・・

イメージ 3
イメージ 4

なんと、新品に交換されていました。

じゃあ、原因は?

これでした。

イメージ 5
イメージ 6

ダイヤフラムの収まる溝のスラッジが原因で、エアがリークしていた様です。

イメージ 7

キレイに清掃して組み付け直します。

イメージ 8

このOリングが、クリーナーBOXとずれている事もよく有ります。

イメージ 9
イメージ 10

ガソリンの滲んでいたホースとフィルターも交換です。

イメージ 11
イメージ 12

曲がっているクラッチレバーも修整しておきました。