ミッションのアウトプットシャフトのベアリングが破損した場合、簡単な修理方法として、降ろしたエンジンをひっくり返して、ロアケースを外せばミッションを取り出す事が出来ます。

一応、こういう作業を想定して、車上でオイルパンを外しておいたのですが
腰上のトラブルに、クランクケースに有るダメージの修復を考えると、全バラした方が良いという事になありました。

ケースのダメージとは・・・・

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ロアマウントボルト折れ。

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スプロケットカバー取り付けボルト折れの、対処不良。

ドエルピンが入る部分ですので、ミッションのタッチに影響します。

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ジェネレーターカバー部の破損。

これらを修復するのは可能ですが、容易では有りません。

もちろん、費用もそれなりに必要です。

オーナーは、「全然気にしませんので、ケース交換でも構わないです。」
との事です。

Z1Eのケースなら手持ちが有るのですが、同じZ1Eでもオイルキャパの表示の有るKZ900用のケースって、有るんだろうか・・・。

ネットオークションで検索してみると、KZ900用のZ1Eのクランクケースが出ています。

終了時刻も迫っておりましたので、海外出張中のオーナーに代わって入札しました。

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届いたケースがこれです。

オイル汚れが酷かったので、ケースにダメージが無いかを、まず洗浄して確認した所、特に問題は有りませんでした。

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3本のボルトの折れ込が有りましたが、よく有る事です。

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なんとか3本共、抜き取る事が出来ました。

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このエンジンも、オーナーの意向で黒塗装となりますので、外部はサンドブラスト処理を行いました。

一昨日、昨日に引き続き、今日も洗浄とマスキング、ブラストに明け暮れる1日となりました。