さて、今年最後となる作業です。

低速のエンジン不調でキャブレターのO/Hをしてみても改善されませんでしたので、
タペット調整を行う事となりましたが、どうせならという事でヘッド廻りのO/Hと
なりました。

車両は・・・

イメージ 1

ZXR750のH1です。

このH1は、レーサーレプリカが熱かった時代のTT-F1レプリカで、デュアルヘッド
は耐久イメージでカッコ良いです。

43φのフロントフォークや、大径ディスクに4ポットキャリパー、リヤには5.5インチ幅のホイールと、かなり進んだ足廻りと感じますが、89年式とすでに20年近く経過しており、純正部品ではEXバルブ、キャブホルダーラジエターホース、カムチェーンガイド等が欠品となっており、Z系なんかよりも維持が難しくなっているのが現状です。

少しでも部品が揃ううちに、手を入れておいた方がいいという事です。

ヘッドを降ろすには、まずエンジンを降ろさなければなりません。

イメージ 2

ここに、ヘッドボルトが有る為ですが、車載での整備は考えられて無いようです。

イメージ 3

カウルやラジエターを外す作業が、普段は空冷が多いので手間に感じますが
エンジン自体は、真下の降ろす事が出来るので、一長一短ですかね。

ヘッドの分解は新年から始めます。