BL FACTORYのブログ

「しばらく乗れていなかったので、足回りの点検を・・・」というご要望です。

まずはステムベアリングから




レースに傷、サビ等無く交換の必要は有りませんが、グリスはもう古そうですので、洗い油でキレイにしてからグリスアップを行います。





サビの出ていたトップナットとワッシャは、磨いておきました。

次はスイングアームを取り外し、ピボットのベアリングを点検します。




ボールベアリング、ニードルベアリング共に問題ありませんでしたので、
こちらも洗い油で古いグリスを洗い流してグリスを入れ替えます。

ホイールベアリングも前後共に問題無し。

スイングアームを外したついでに・・・



バッテリーケースの錆びて固着して緩まないボルトを、抜き取ります。

表からはアクセスしにくかったので、裏から作業します。




姿勢が大変でしたが、何とか抜き取りに成功しました。

つづく

六角穴のなめていたボルト無事に取り外す事が出来ました。

完全に固着していると思われましたので、ボルトの頭に六角レンチを溶接しました。

熔接によるヒートアタックが有効だったと思います。

昨日からの３連休、暖かかいですね。





昨日は、このＫＺ1000Ｒ1とＺ1100Ｒ、２台をお引き取り頂きました。

ありがとうございました。

長い間、お待たせして申し訳ありません。



KZ1000MK2 エンジンＯ/Ｈ作業開始です。

まずは、腰上を分解します。

ヘッドガスケットの交換歴は有ります。



ピストンは、70ｍｍのノーマルピストンでした。



簡易点検では、クランクの位相ずれは無し。

ベースガスケットの交換歴も有りです。



腰下も降りました。



キックシャフトカバーのボルト２本と・・・



ジェネレーターカバーのボルトの六角穴が舐めてしまっておりましたので、まずはこれから。

旧車のエンジンを分解する場合、何本かのボルトが折れる事は有りますが、出来るだけリカバリーしやすい様に、ダメージを残さないように作業を進めます。

ｔ

車検でお預かりしたワンオーナーＺ1100Ｒの作業です。



今回は、前後タイヤの交換に、リヤハブダンパー交換、フロントフォークオイルの交換です。

電装系では、ＨＩＤのﾛｰ/ﾊｲが切り替わらないので、システムを取り外してスッキリとＬＥＤバルブに交換です。



ブレーキペダルを延長したいという事で、ペダルシャフトを製作。



パワーフィルターをクリーニングすれば、完成です。