
2014年09月

Z1100Rのデジタル進角となったイグナイターです。
イグナイターには1100R専用のブラケットが付いており、バッテリーケースも1100R専用となっています。

汚れを落として

端子が腐食している事の多いので、防水用のグリスを詰めておきました。

社外品のICレギュレターのコネクタは

純正色の赤色に交換しました。

メインハーネスはZ1000R2用の純正品ですので、緑のダイオードのコネクタは使用しませんので
外しておきましょうか。

ゼファー1100用のライトステーを使用しますので、メーターブラケットを加工して

ヘッドライトとメーターを取り付けて

カウルの位置決めをします。
もう少しカウルを上にしなければいけませんので、カウルのブラケットを加工するか製作するか検討します。
つづく
レストア作業中のZ1100Rはノーマルのキャブレターを使用しますので、O/Hを行います。

長時間置かれていたキャブの中はこんな感じでした。
思ったよりは酷くありませんでしたね。

インナーパーツを・・・

洗浄しました。

インナーパーツを組み付けて、フロートチャンバを組み付けてから



ボディをお化粧直しをしておきました。

作業場を2Fから1Fへ移して作業を進めております。

12年振りにご入庫頂いたZ1は、タイヤとチェーンの交換のご用命です。
タイヤを外して、ホイールバランスの確認です。
このホイールは、エアバルブが1番重い部分でした。
リヤタイヤはバイアスタイヤからラジアルタイヤとして、140/70-18から150/70-18へサイズアップしました。

チェーンはRKの薄型のGP530IW-Rで、タイヤとはこれだけのクリアランスが有ります。
今回はBSのBT-016ですが、DLのα-13なら、サイドがチェーンと接触するかも知れませんね。
気になったのは、キャブレター廻りです。


キャブはTMR36φのパワーフィルター仕様ですが、サイドカバーにフィルターが当たる為に斜めに取り付けております。

長すぎるスピゴットをショートタイプに交換する事をお勧めしました。
キャブを前にしてやればフィルターとのクリアランスも今よりは良くなるはずです。


いい感じで収まりました。
そもそも、TMR36φ用のスピゴットは長さ、外径共にZには合っておりませんので、ファンネル仕様の方も
交換をお勧めします。

がっちりと固定されたスピードメーターは、ダンパ部分にカラーが入れられておりませんでしたので、ダンパを交換してカラーを取り付けます。

明日、試運転でキャブの確認の予定です。
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