BL FACTORYのブログ

BL FACTORYのブログです。ここでは、広告等ではお伝えしにくい日々のニュースや、僕の感じた事なんかをお伝えできればと思います。その他、ツーリング等のイベント情報や告知、ホームページでお伝えしておりましたレースの活動報告なんかも、これからはこのブログで紹介して行きたいと思います。 ホームページも御覧下さい。http://www.bl-factory.com

2013年12月

KZ1000J その3

リヤ廻りの部品待ちの間に、フロント廻りの作業に入ります。
 
ダンパーの効いていないフォークのO/Hとステムベアリングの点検です。
 
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余り締められていなかったアクスルを外すと・・・
 
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ホイールベアリングは、手では回す事が出来ない状態でした。
 
取り外したベアリングはそれ程古い物では無さそうで、単体では回る事とスピードセンサーのレシーバーが変形している事から組み付け不良と考えられます。
 
「アクスルを締めると、ホイールの回りが悪くなるので、あまり締めないでおく・・・」
 
恐ろしい事ですが、これまでも結構見てきてます。
 
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念のためにベアリングは交換して、レシーバーを修整して組み付けました。
 
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ちぎれたスピードセンサーハーネスのブーツを
 
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使えそうなブーツを探して交換しました。
 
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次は、ステムベアリングの点検です。
 
ステムベアリングはこの状態までしないと、判断出来ません。
 
試運転で感じるぐらいなら、相当悪い状態となっています。
 
今回は、ダメでしたので交換です。
 
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フロント廻りを分解したついでに、これら塗装の傷んだ部品を塗りなおす事になりました。
 
ブラストして半ツヤブラックで仕上げましょう。
 
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塗装が仕上がるまでに、圧側ダンパーがほとんど効いていないフォークシリンダを加工しておきます。
 
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ステムベアリングのアッパー側にはボールベアリングを使用します。
 
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塗り上がったステムを組み付け、フォーク、ライトステー、ライトケースを組み付けました。
 
分解したついでにキレイにしておくといいと思います。
 
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アルミのホースエンドにはクラックが見られますので、ステンレス製に交換します。
 
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残されていたセパレーターを使用して、スモークカバーのホースで3分割式としました。
 
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曇ったレンズでは光量が足りな事も有りますので、内側を磨きます。
 
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入っていなかったハンドルカバーのカラーを入れて、取り付ければフロント廻りの完成です。

差し入れ #455

本日の差し入れは
 
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先日いただいていました 「たい焼き」 です。
 
季節限定で 芋あんがありますよ~。
 
 
 
 
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そしてこちらは、「豊助饅頭」 と 「さくら煎茶」 を一緒に持ってきてくれました~。
 
ありがとうございます~~。
 
 
 
 
 
 

KZ1000J その2

オイル漏れ修理の次は、エンジンマウントダンパの交換です。
 
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手で押しただけで抜けてしまうほど、劣化したダンパを取り外して・・・
 
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クランクケースのマウントダンパホールも汚れが溜まっております。
 
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ホーニングしてから、新品ダンパを組み付けます。
 
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次は、タペット調整とバルブタイミングの測定です。
 
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バルブタイミングが少し遅れていましたので、カムスプロケットを加工して調整します。
 
ノーマルカムでカムチェーンの伸びによるタイミングの遅れを、正規の数値に調整する場合は、
ノーマルカムスプロケットを加工して対応します。
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錆びて動きの良くないガバナも清掃して、グリスアップ
 
次は、リヤ廻りの作業です。
 
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アクスルシャフトとキャッスルナットの位置関係がおかしいので、何かホイール廻りにトラブルの予感がします。
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原因はこれ、カップリングのスリーブが逆に組まれていました。
 
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こちらが正解です。
 
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スイングアームを取り外して、ピボットベアリングの点検、交換歴有りでO.Kでした。
 
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汚れを落として組み付けます。
 
つづく

KZ1000J

湘南ナンバーKZ1000Jの作業開始です。
 
エンジン左側から、下廻りがオイル漏れで汚れておりますので、まずはオイル漏れ修理から始めます。
 
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ミッションカバーのオイル漏れはシールとアウトプットシャフトのカラーを交換します。
 
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見逃されがちですが、スターターモーターのOリングからのオイル漏れもよく有る事です。
 
この車両にはZ1用のモーターが装着されておりました。
 
少し力が落ちている様ですので、新品に交換しておきましょう。
 
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オイルで汚れていた周辺とオイルパンを清掃
 
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ステーターコイルのギボシも交換です。
 
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アルミにスチールを継ぎ足したプッシュロッドは、暖機後もクラッチレバーの遊びが変わりにくいという利点も有りましたが、耐久性も問題が有り削れた部分はオイル漏れの原因にもなりますので、今はクロモリ製に変更されています。
 
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630のチェーンから530にサイズダウンしました。
 
スプロケットのボルトを押さえるワッシャのロックワッシャはすでにメーカー欠品ですので、出来るだけ長く使える様に、今回は4ヶ所の内の2ヶ所だけを折り曲げておきます。
 
ここが折れたら、次の2ヶ所を使用すれば良い訳です。
 
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ハーネスの取り回しが、なんかおかしいので・・・
 
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取り回し変更。
 
次はエンジンの作業に取り掛かります。

KZ1000J

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神奈川県から陸送で入庫頂きました、KZ1000Jです。
 
遠くから、ありがとうございます。
 
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おや、これは以前販売しておりましたノーマルホイール用の「300φロータータイプⅡ」では有りませんか!
 
ちょうど良いんですよ、効きも見た目も・・・。
 
これから、車体全体とエンジンの点検、調整作業に入ります。
 
 
 
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