BL FACTORYのブログ

BL FACTORYのブログです。ここでは、広告等ではお伝えしにくい日々のニュースや、僕の感じた事なんかをお伝えできればと思います。その他、ツーリング等のイベント情報や告知、ホームページでお伝えしておりましたレースの活動報告なんかも、これからはこのブログで紹介して行きたいと思います。 ホームページも御覧下さい。http://www.bl-factory.com

2010年09月

KZT10BE O/H

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オーバーホール作業に入った、KZT10BEエンジンです。

エンジン型式は、1100GPと同じKZT10BEですが、こちらはストックではカワサキ空冷最強と言われたGPz1100のエンジンです。

かなり前に手に入れておいたエンジンで、ヘッドとピストンの形状を検証した後、倉庫にしまい込んでおいたんですが、コンプリートで製作する車両にO/H
して搭載する事となりました。

しかしこのエンジン・・・

かなりの上物なんです。

ヘッドカバーすら開けられた形跡が有りませんでした。

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クラッチのプッシュロッドも

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この状態です。

解る人にしか解らない事ですね。

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オイルパンが黒塗りですので解り難いかも知れませんが、オイルパン内もほとんどスラッジが有りません。

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ストレーナーにも汚れがほとんど有りません。

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クランクケースに書かれたZ2の文字。

塗装の状態もイイです。

恐らく、かなり少ない走行距離であると思われます。

Z系のエンジンは構造がシンプルなので、簡単だと思って開けられてしまう事が多いのですが、シンプルな構造=簡単では無いんです。

トラブルも経年劣化でははなく、人為的ミスと考えられる思われる事の方が、多いといっても過言では有りません。

ですから、1度も開けられていないエンジンというのは、貴重なんですよ。

おまけに、少走行となれば、正にお宝と言えるでしょう。

TMR用スピゴット つづき

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ご質問を頂きましたので、画像をUPしました。

1000R純正コックでしたら、この様に装着可能です。

ただし、品番統合された1100R用のコックですと、装着出来ませんので、
ピンゲルのコック等に交換する必要があります。

セッティングに関しては、今がどんな状態で乗られているかが解りませんので、何とも申し上げられませんが、変わると考えられた方がいいと思います。

リヤキャリパー O/H

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リヤブレーキの効きが悪いと感じたオーナーは、まずブレーキホースの交換を行ったそうです。

しかし、タッチに変化が有ったものの、効きに変化は見られなかったという事で相談を受けました。

まず、パッドとキャリパーピストンの動きを点検しましょう。

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完全に固着してしまっている・・・・・という訳では有りませんでしたが、
ピストンの動きは良く有りませんでした。

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キャリパー内部とピストンにダメージは無く、よく磨いて再使用です。

パッドも新品に交換しておきましょう。

Z1000J完成

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転倒により、フレームに大きなダメージを負ったZ1000Jでしたが、ようやく完成です。

岡山から、AM6:30の電車に乗ってお越しいただいたそうです。

お待たせしました。

電装品

電装品を追加して行くと、電源とアースが必ず必要です。

最近では、ETCにHID、油温計に警報機となると、大変な事になりますので、この辺りは、出来るだけスッキリと少ない配線としたい物です。

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例えばこの様な場合

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二股を割り込ませていましたが・・・

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Wのギボシにして、ハーネスの長さを最適化するだけでも、かなりスッキリさせる事ができると思います。

後はオーナーの手でハーネスの整理、製作が行われるという事ですが、
解りやすくしておいてくださいね。
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