BL FACTORYのブログ

BL FACTORYのブログです。ここでは、広告等ではお伝えしにくい日々のニュースや、僕の感じた事なんかをお伝えできればと思います。その他、ツーリング等のイベント情報や告知、ホームページでお伝えしておりましたレースの活動報告なんかも、これからはこのブログで紹介して行きたいと思います。 ホームページも御覧下さい。http://www.bl-factory.com

2007年08月

ホイールペイント

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GPZ900Rのホイルペイントの依頼です。予算の都合で、剥離、サンドブラスト処理は

見送りとなり、よく汚れを落としたあと、ペーパーをかけて塗装します。

ツヤあり希望でしたので、フラットベースの調合が無い分、色合いに気を使わなくて

いいので、楽ですね。

キズや腐食が有りましたので、まず1度目は軽く塗り、乾かしてペーパーを掛けます。

塗料が弾いていないか確認して、2度目の塗装です。再度、乾いたらペーパーを掛けます

これで、キズ、腐食は大体目立たなくなりますので、3度目の塗装で仕上げます。

年中、同じシンナーで塗ってるので、こんな暑い日は渇きが早くてツヤが出にくいので

大変です。仕上げは、ツヤを出す為に、ネタは少々薄めで塗ってやりました。

私は、塗装のプロでは有りませんので、これが正しい塗り方かどうか判りませんが、

まあ、いい感じに塗れていません?

カスタムバイク

他店でカスタムした車両や、購入した車両でも、持ち込んで頂いて大丈夫です。

不具合が有れば、修理致します。

突然のトラブルの場合で、お預かりして、「買ったお店と、相談してみれば?」と言っても

「いや、いいですから、修理してください。」という方がほとんどです。

そこに、オーナーの愛車に対する想いを感じて、作業させて頂きますが、でも、中には、

「カスタムバイクを買ったけど、心配なんでチェックしてほしい。」

「チェックした後、どうするんですか?」

「悪い所が有れば、買った店と相談します。」

という方もいます。

こんな依頼は、お断りさせて頂いています。

私は人の仕事にケチをつけて、喜んでいる訳では無く、不具合を発見して、正常な状態にする事が

出来た事に対して、オーナーと共に喜びを感じて、そこに達成感や使命感を感じている訳です。

私が得て来た知識や経験は、いつでも損得を考えている方の為の物では、有りません。

カスタムバイクには、ある程度リスクは有ります。ピンポイント的な作りをされている場合も

ありますので、それなりの覚悟をして購入してください。

そこから、まだまだ手を入れないといけないかもしれません。

でも、そのバイクを愛する気持ちが有るなら、いつでもお力になれると思いますので、相談ください。

トリコロール

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ホンダとヤマハのトリコロール。

2人のヘルメットにも、注目。

Z1-R 完成

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リヤ廻りの整備が終了し、試運転を行うとさらなる不具合が発見されました。

ステアリングステムのベアリングがダメでした。センターで引っかかる為に、ハンドルが

切れないのです。オートバイはバランスを取って走るために、小刻みにハンドルを動かし

ているので、センターで引っかかっては、真っ直ぐ走るのも難しく、交差点さえも曲がり

にくいと感じます。

オーナーに連絡を取って、作業に入ります。

外してみると、ベアリングはアルミの粉だらけです。ハンドルストッパ用の穴をステム

シャフトに開けた時の切り屑でしょう。これでは、ダメです。最初にテーパーベアリング

に変更した際に、取り外し用のミゾを付けていないので、レースを外せなかったのか

補強で焼けた、錆のひどいレースが付いておりました。ステムナットの取り付けも

デタラメです。J用のステムナットを使用するのなら、まずベアリングキャップの穴を

拡大して、ステムナットが入るようにします。シールをもたないベアリングとキャップ

ですので、水の混入が心配ですので、厚いOリングを挟んでおきましょう。

トップボルトのワッシャも、穴径が違いますので手持ちの物と交換しました。

組み付けて、試運転です。先ほどとは、別物ですね。路肩の荒れた路面でも、真っ直ぐ

走れますし、何よりフロント廻りの自然な動きで、不安が無くなりました。

色々、ネタを提供?していただきましたが、完成しました。

Z1-R  つづき その3

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ミッションの修理を終え、ようやく当初に依頼されておりましたチェーンとスプロケット

の交換と、チェーンスライダーの取り付け作業に入る事ができました。

スイングアームを外しての作業ですので、ピボットベアリングは点検しておくべきです。

案の定、トラブルをかかえていました。スリーブが全く動かない状態です。

分解すると、ニードルベアリングはバラバラになっていました。

原因は、ニードルベアリング部に外れたフロントのスプロケットが激突して、ニードルベ

アリングのシェルを変形させた為だと思われます。

ニードルベアリングを外すと、やはり膨らんでいます。リューターで慎重に削ったあと

ペーパーで仕上げます。スリーブにも、多少キズが付いていましたが、なんとか再使用

出来そうです。ピボットを締め付けると、スイングアームが動かなくなるので、緩んでいた理由が

解りました。こんな事する人がいるとは、恐ろしいですね。

ニードルベアリングを発注して部品が来るまで、フレームに直接ローラー

スタンドを取り付けると、移動もできますので、作業場のど真ん中で、作業していても

問題ありません。やはりスタンドは「J-TRIP」が最高です。
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